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- 顎関節症
顎関節症の多くは、無意識にしているクセに原因があると考えられます。その場合はスプリントというマウスピースで症状を取り除きながら、原因のクセを改善していきます。噛み合わせが原因となっている場合は噛み合わせの治療をします。
顎関節の動きは本来、下顎の骨の先端にある関節がお口の開閉とともに前後に動きます。それに対し、顎の違和感を訴えていらっしゃる患者さまの多くは、この関節を含めた下顎全体が奥にずれているので、本来の位置になるように調整します。診察したその日のうちに痛みを緩和しスプリントを作るようにしますので、お悩みの方はご相談ください。
なお、症状が重いなど状態によっては日本歯科大学附属病院の顎関節症診療センターと連携して治療いたします。
顎関節症
顎関節症の多くは生活習慣の悪習癖が原因と考えられます。
急性期等にはスプリント等で症状を軽くし、悪習癖を改善していただくよう指導いたします。
噛み合わせが原因で発症している場合には咬合の改善を行っていきます。
また、重度の方は日本歯科大学附属病院特別診療部門へご紹介いたします。
顎関節症の症状としては、開口時の顎関節の痛み、クリック音、開口障害等があります。
これは、主に関節円板の前方転移によるものがほとんどです。
顎関節の正常な動きは、開口時に顆頭が関節円板にのって一緒に前方へ動くことです。
それにより、大きく口を開けることができます。
また、関節円板にのった状態で後方に動くことによって、口は閉じられます。
閉口したときには、関節窩と顆頭の間に関節円板があります。
関節円板の前方転移の場合は、開口時に顆頭が関節円板にのりあげ、(クリック音)
顆頭は関節窩に戻ります。
ロックの状態とは、前方転移した関節円板に顆頭がのりあがれない状態でほとんご口を開けることができない状態のことを言います。